ネットワーク関連の用語 シングルサインオンとは?IT用語『single log-in』について
シングルサインオン(SSO)とは、一度のログインで複数のシステムやアプリケーションにアクセスできる認証方法です。従来、ユーザーは、各システムやアプリケーションに個別のログイン情報を入力する必要がありましたが、SSOを使用すると、1つのログイン情報で複数のシステムやアプリケーションにログインできるため、利便性が向上します。SSOは、エンタープライズ環境やクラウドサービスで広く利用されています。エンタープライズ環境では、SSOにより、従業員が会社のすべてのシステムやアプリケーションにアクセスできるようになります。クラウドサービスでは、SSOにより、ユーザーが複数のクラウドサービスにアクセスできるようになります。SSOの仕組みは、中央認証サーバーとクライアントの連携によって実現されています。中央認証サーバーは、ユーザーのログイン情報を格納しており、クライアントは、中央認証サーバーにログイン情報を送信して認証を行います。認証が成功すると、中央認証サーバーは、クライアントに認証トークンを発行します。クライアントは、この認証トークンを使って、複数のシステムやアプリケーションにログインできます。SSOのメリットは、ユーザーの利便性の向上、セキュリティの強化、管理の簡素化などがあります。ユーザーの利便性の向上は、複数のシステムやアプリケーションにログインする際に、ログイン情報を何度も入力する必要がなくなるためです。セキュリティの強化は、ユーザーが複数のシステムやアプリケーションに同じログイン情報を使用しないため、攻撃者がログイン情報を盗んだとしても、すべてのシステムやアプリケーションにアクセスすることはできなくなるためです。管理の簡素化は、SSOにより、ログイン情報を一元管理できるため、ログイン情報を更新したり、削除したりする際に、すべてのシステムやアプリケーションを個別に更新する必要がなくなるためです。
